シミに対する治療にはどのような種類があるか
シミに対する治療としては、まずは外用、内服の薬の利用が挙げられます。外用の薬はいわば塗り薬です。漂白作用のある成分や、肌のターンオーバーを促しシミを排出する作用が期待できる成分が含まれている薬などがここに該当します。内服は飲み薬のことです。
外用薬に比べると体への負担がかかりやすいので、飲み続けることで少しずつ効果が期待できる成分が挙げられます。たとえばシミのもととなっているメラニン色素に働きかける成分や、その色素沈着を防ぐ効果が期待できる成分です。この治療に合わせて、美白成分などが含まれているスキンケア製品を使うと、より高い効果が期待できます。また薬を利用する以外の治療法としては、専門の器具を利用した方法が挙げられます。
たとえばレーザー照射できる器具を利用した方法です。これはレーザーを照射することで、皮膚のメラニン色素を破壊すると言う作用があります。それによってシミが薄くなることが期待できると言うメカニズムです。また特殊な光を照射する器具を利用した方法では、それによりメラニン色素が肌表皮に浮かび上がってきて、なおかつターンオーバーが促進されることで浮かび上がってきたメラニン色素が除去できるというものもあります。
あるいは内服薬に配合されている成分を肌に浸透させる器具が使用されることもあります。内服薬でも効果は期待できますが、こちらの方法はシミがある部分にピンポイントに、しかも高濃度で浸透することが期待できるので、即効性や効果の高さが期待できるとされています。